こんにちは、クラシコム ブランドインテグレーショングループの高山です。私が管掌しているブランドインテグレーションという事業では、クラシコムがこれまで構築してきたケイパビリティを活用してクライアント企業のブランドにおける様々な課題解決の支援を行ってきました。
ブランドの認知向上や新規顧客の獲得など様々かつ大きな課題に対して向き合うなかで、
「チーム間でブランドのらしさに対しての共通認識を持てていない」
「チームがなんとなく別々の方向を向いている気がする」
「ミッションやビジョンと自分たちの業務がつながっていない気がする」
といったお悩みや葛藤について相談をいただく機会が増えてきました。
私たちにそのような相談をしていただく背景には、
「クラシコムは組織やチーム間で共通の認識や判断軸を持てているように見える」
「社員の意識から施策のアウトプットまでが一貫しているように見える」
といったことがあるからなのかもしれません。
私自身、クラシコムに入社して11年が経ちましたが、確かにそのような実感はありますし、そのための社内の設計や仕組み、工夫が至るところに散りばめられています。
そのひとつが、各チームが定期的に行っている「振り返り」や不定期に行っているチーム合宿です。チーム合宿は、人事企画グループの支援のもと、丸一日実務から離れて、チームでここまでやってきたことを振り返り、それぞれがいま何を考え、何を感じているかを話します。業務の進捗を確認する場ではなく、チームの状態を確かめ、揃え直すための時間です。
そこで今回、クラシコムがこれまで蓄積してきたチームづくりの設計や仕組みをお伝えし、体感いただくためのプログラム「クラシコムインテグレーションプログラム」の第1期を、11月に開催する運びになりました。
このプログラムは、ブランドインテグレーショングループと人事企画グループが共同で開催し、2日間かけて体験していただくものです。近しい葛藤を抱えるマーケター同士の、ゆるい横のつながりが生まれていけばと思っています。
このプログラムでやること
クラシコムの「らしさ」を支えているのは、組織やチームのあいだに生まれるズレを、解消し続けていることだと考えています。そのために回しているのが、チームインテグレーションサイクルです。
知る → 解釈する → 共有する → 腑に落とす
この4つのプロセスを時には行ったり来たりしながら、回していく。ズレを解消できたと思えても、人も環境も動的に変わり続けるので、ズレはまた生まれる。だからこのサイクルを回し続けます。
2日間では、このサイクルの要点について講義形式中心ではなく、実際に体験していただくことを中心にしています。
体験をざっくり分解すると、ワークショップと対話です。良い対話が良い関係を育み、それが良いアウトプットにつながっていく。そして、ブランドがより豊かなものになっていく。チームづくりとブランドづくりをそのように繋げつつ、頭で理解するだけでなく、身体感覚をもって「こういうことか」と実感いただける機会にしたいと思います。
2日間のプログラム内容
DAY1
11月6日(金)10:00〜17:00(終了後、懇親会あり)
頭・心・体の3つがあることを体感し、3つを使って対話する
・ご挨拶と、企画の意図
・チェックイン
・クラシコムエッセンス①:「器としてのブランド」について
・ワーク①:体を使って捉える「らしさ」と「チーム」
・クラシコムエッセンス②:「チームインテグレーションサイクル」について
・ワーク②:頭・心・体を意識して振り返る
・振り返ってみての感想を共有(ペアで、全体で)
・おさらいと、3週間のお題
・チェックアウト
あいだの3週間
3つの観点で対話することを、自分の現場でやってみる
DAY2
11月27日(金)10:00〜17:00(終了後、懇親会あり)
試して気づいたことを、これからも使えるものにする
・チェックイン
・ワーク③:実践したことを持ち寄って解釈する
・クラシコムエッセンス③:「ありのままを知る」とは
・ワーク④:型を用いて、らしさがめぐるチームづくりの第一歩を決める
・クラシコムエッセンス④:「ケアの循環」について
・2日間のおさらい
・チェックアウト
このプログラムで得られること
・頭と心と体をつなげながら、対話する工夫を得られる
・組織間のズレをチューニングするためのサイクルの考え方・フレームを理解し実践できる
・自チームに戻ってから実践するアクションが、納得感とともに明確になる
・参加者同士の対話やワークショップを通じて、自分たちの課題を構造的に理解できる
・ブランドの「らしさ」とチームづくりを地続きで捉えることができる
・同じ葛藤や悩みを持つ方との横のつながりが生まれる
こんな葛藤をお持ちの方へ
・ワンチームとしての一体感や、価値観の共有がしづらいと感じている
・ブランドの方向性や戦略について、チーム間で解釈を揃えたいが、どうすればいいか分からない
・経営・マネージャー層・メンバーのあいだで、認識のすり合わせができていない
・企業理念やMVVと、自分の業務が接続できていない
・ブランドとチームの接続について、うまく言葉にできないが小さな違和感やモヤモヤした気持ちを感じている
このような期待にはお応えできません
「クラシコムの具体例や実践方法を、講義形式中心で知識としてインプットしたい」
- プログラム内では、クラシコムエッセンスとして弊社の考え方も補助線的にご紹介しますが、メインはワークショップとその後の振り返りと対話になります。
「自社の『らしさ』を、この2日間で定義したい」
- このプログラムは、らしさを定義するためのものではありません。定義しなくても、対話を積み重ねてズレを解消していけば、結果としてらしさを伴った行動や判断につながっていく——そう考えて設計しています。そのための対話と振り返りのコツを、実体験として持ち帰っていただければと思っています。
「自社のチームづくりにおける課題の解決方法を教えてほしい」
今回のプログラムでは、「すぐに解決すべき課題」よりも「時間をかけて取り組んでいくべき課題」にフォーカスします。解決方法をお渡しするのではなく、課題への向き合い方と、その背景にあるズレへのアプローチに取り組みます。
ファシリテーター3名のご紹介
ファシリテーターは3名。 人事企画グループの金(写真左)と筒井(写真中央)、ブランドインテグレーショングループの私、高山(写真右)です。組織づくりの側とブランド支援の側、両方が同じ場にいます。
ブランドは、健やかな組織が土台にあり、その土台のうえで、お客さまを含めたステークホルダーに対して様々なエピソードを積み重ねていくことで生まれる記憶やイメージだと考えます。また、チームづくりがブランドづくりになり、ブランドづくりがチームづくりになるという相互関係があり、だからこそ、人事企画グループと共同で開催することになりました。
二人からのコメントです。
ピープルプラットフォーム部 部長 人事企画グループ マネージャー 金恵栄
「クラシコムの組織・チームづくりの考え方に基づいて普段行っているワークショップが、どれだけ他社の皆さまにとって役立つ機会になるかドキドキしながら準備を進めています。ただ、チームで「らしさ」を纏いながらより良い成果を出していきたい、という思いは共通するものだということも実感しています。ご参加いただいた皆さまが、同じように試行錯誤している仲間がいるんだと心強く感じられたり、早く自チームに戻って誰かと対話したくなったりするような2日間にできればと願っています。ご参加をお待ちしております!」
ピープルプラットフォーム部 人事企画グループ 筒井あい子
「普段、真摯に自チームやブランドに向き合っておられるみなさんが、いつもとは少し違う環境ややり方で、頭も心も体も使いながら対話してみたときに、どんなことを感じられるのか、今からとても楽しみです。
自分や仲間が感じていることを出し合い、そこからすり合わせを重ねながら、一つの方向に向かっていく。クラシコムで積み重ねてきたそんな時間の力強さを、少しでも体感してもらえる機会になったらうれしいです。」
開催概要とお申し込み方法
日程
Day1:2026年11月6日(金)10:00-17:00(終了後に懇親会あり)
Day2:2026年11月27日(金)10:00-17:00(終了後に懇親会あり)
※原則として両日参加できる方を対象としています。
※Day1からDay2までの期間に、自組織で実践いただくお題があります。
会場
株式会社クラシコム オフィス
東京都国立市中1-1-52 nonowa国立 SOUTH 3F
定員
12名(先着順)
参加対象者
ブランディングやマーケティング領域においてチームづくりを行なわれている方
※企業に所属されている方を対象としております。
料金
110,000円(税込)
※第1期特別トライアル料金として上記金額になります。
お申し込み方法
・以下申込みボタンをクリックし、フォームに必要事項を入力して送信してください。
・その後、運営事務局からメールで参加可否や今後の流れについてご連絡をさせていただきます。
・そのメールに返信いただいた時点で、参加確定となります。
・その後、ご登録いただいたメールアドレスに請求書をお送りしますので、期日までに入金をお願いします。
※上記ボタンがうまく表示されない場合は、こちらをクリックしてください。
お申し込みにあたって
・キャンセルは、開催1週間前の10月30日(金)まで承ります。それ以降のキャンセルはお受けできません。
・10月30日を過ぎてご参加が難しくなった場合は、同一の組織に所属する方に限り、参加者を変更することができます。事務局までご連絡ください。
・10月31日以降のキャンセルは受講料の全額がキャンセル料となります。
・参加人数が一定に満たない場合や、天候・災害などやむを得ない事情により、開催を延期または中止することがあります。その場合、参加費は全額お返しします。
・その他の条件については、参加規約をご覧ください。
守秘に関するお願い
本プログラムでは、各参加者の組織における実践や葛藤など、具体性の高い内容を扱います。参加確定された方には、守秘や撮影などに関する誓約事項にご同意いただきます。また、安心して対話できる場を保つため、以下の点にご協力ください。
・講座内で共有された内容は、「この場での内容は他言しない」ことを原則とします
・特定の企業や個人が識別される形での情報の持ち出しは禁止します